こんにちは、しゅんえいです。
以前YouTubeでおすすめした「上京物語」を
ブログではしっかり話してなかったので、
今回はこの本について僕の見解を含め、書評したいと思います。
まず、上京物語は人生を成功させるための
エッセンスがかなり入っている自己啓発本に近い小説というイメージです。
特に、これから社会に出る大学生や就活生の人に
読んでもらいたい本です。
もちろん、会社員の人も
読むことがめちゃくちゃわかりやすく
成功法則が理解できるかなと思います。
あと、単純に内容のストーリーもリアル感があり、
かなり楽しませてくれますし、
これから成功したい!という気持ちがある人であれば
特に共感できる本なのかなと。
早速「上京物語」の内容ですが、
これは将来成功したいと思っている息子(祐輔)に
父親が成功するための五つの教えを語っていくストーリーになってます。
ちなみにですが、
僕は途中まで読んだところで、
かなり衝撃的な展開になったのでさすがにこれには驚きました・・・
これはここではあえて言わないので、
ぜひkindleでポチって読んでみてください。
しかも上京物語は「ストーリー」で成功法則を教えてくれるので、
会社員だった僕にとってはかなり共感する部分がありました。
安定という概念を破壊される
まずは、読めば読むほど
どんどんこれまで義務教育で教えたれた「常識」が破壊されていきます。
これに関しては、
僕はすでに自分のビジネスを持っているので
そこで教えられる成功法則は理解しているものでした。
ですが、
おそらく自分で起業したことがなくて
小→中→高→大と順調に進んでいる人たちはかなりの常識破壊をされるでしょう。
これまでずっと正しいと思ってたことが、
一気にズダズタにされる感覚がするかもしれません・・・
ぜひそれを体験して欲しいと思います。
で、さっきも言いましたが
上京物語は「ストーリー形式」なので
なるほどなーという共感をさせられながら成功法則を勉強できるので、
かなり腑に落ちてくると思います。
「五つの教え」なので、
具体的な成功法則は5つあるんですが、全てここで言ってしまうと勿体無いので
まずは買って読んでみてもらいたいと思います。
で、その中でもかなり大事だなと思った成功法則があったので
その1つをここで紹介しますが、
それは、「安定は安定じゃない」という教えでした。
これ、他の記事でも言ったことありますが、
「安定」という言葉は、安(やす)く定(さだ)められる
と書きます。
いい会社に入ればもう安定だ。
会社から給料をもらっていればもう一生安定だ。
と考えてる人が本当に多すぎるなと思います。
確かに、生きていくためには絶対に稼がないといけないので、
別に会社に就職してサラリーマンとして働くことを完全否定しているわけではありません。
それに、僕も元々サラリーマン(郵便局員)だったので、
そうやって自分の生きていってより安定した生活を求めていこう
といった気持ちはめちゃくちゃ理解できます。
だって、本当の意味で安定したいですしね。
ですが、
その「安定」という2文字に甘んじて
自分の可能性を踏みにじってしまっている人がめちゃくちゃ多いな
と今の僕と同じ若者を見てて感じてます。
就職して3年とか経てば、
後輩もできて時には仕事をサボったりすることを覚えるし
それが続くと40代、50代の働き盛りの時には会社の後輩から、
「あいつは仕事サボってんのに俺らより多く給料もらってやがるぞ!」
と恨みを買ってしまうことにもなりかねません。
実際、そういった上司が数多くいるのが
今の日本の社会の現状だと思います。
で、その根本的な原因っておそらく
「安定」=もう一生死ぬまで自分は大丈夫だ
と、どこかで思っているからだと思います。
ですが実際そんなことはありません。
仮に就職してても、
その会社が急に倒産してしまうかもしれないし
上司から急に「クビ」を言い渡される可能性だって0ではありませんし、
もしくはふとした瞬間に交通事故にあってそれ以降仕事ができなくなる可能性もなくはないでしょう。
それに昔も今もそうですが、
会社が10年間続く確率は6.4%しかないという統計データもあります。
(参考記事⇒企業の存続率知ってる?10年後6%は本当なのか?)
じゃあ、今自分が就職してる会社は
10年後になくなってしまう会社の1つには入っていないのか?
仮に大丈夫だ!と言えるとして、
そう思える根拠は何なのか?
こういった事実があるにも関わらず、
ただ平然な顔をしてぬるま湯に浸かりながら、会社で仕事をしている人が多すぎる。
そう感じています。
なので、
もし仮に今就職している会社が吹っ飛んで
たった1人で稼いでかないと行けなくなってしまった場合、
現状のまま家族を養いながら生きていくことはできるのか?
必要最低限の生活費を毎月当たり前のように稼ぐことができるのか?
これを改めて考えてほしいと思います。
そして、上京物語の中で特にこれは共感できるなと思ったセリフがありました。
↓
一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、
人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなければならないんだ。
間違い無いですね。
お金を稼ぐのも、自分の価値を上げるのも、
結局自分のアタマ(脳)によって全てが決まってしまいます。
極論、どれだけアタマを鍛えたか?
これで収入も価値観も充実度も安定も変わります。
あと単純に、自分のアタマを鍛えていくと
何にも誰にもどこにも依存することがなくなって、
自分のスキルだけで本当にやりたい事ができるようになります。
それこそ、
成功するためにはそれなりの知識だって必要だし、
一生モノの「アタマ(脳)」を鍛えていく事は必要不可欠です。
だからこそ僕は定期的に教材を買うし、
これは教養になるな、と思った知識をアタマに蓄えるために、
月に5冊は本を買って勉強するようにしているんですね。
サラリーマンと経営者の根本的な違い
僕はサラリーマンと経営者、両方経験してるので(今は経営者)、
この違いはものすごく理解できるんですが、
まずその根本的な違いは何かと言うと、
「将来に対する意識の違い」なのかなと思ってます。
サラリーマンのみの収入で生きていく人は、
どうしても会社が毎月同じ給料を口座に振り込んでくれるので
「自分のスキルを高める事」を怠ってしまいます。
会社の中だけでどれだけスキルを磨こうと、どんな資格を取ろうと、
対してインセンティブが多くもらえるわけでもないし、
ちょっとした優遇をされたりするだけで、大幅に給料が上がるわけでもないからです。
なので、
「スキルを身に付けて俺の人生を本気で180度変えてやろう!」
とまでは思わないはずです。
ですが、
経営者(自分でビジネスを持ってる状態)は、
自分のスキルが収入にそのまま直結するので、
何とか必死にスキルを身に付けて収入を上げようとしたり、
魅力的な人間になろうと行動します。
そして知識を日々蓄えて、
その知識を色んな場面で活かしていけるようになると、
かなり人生も豊かになります。
(実際、スキルを磨いた経営者はみんな豊かに生きてます)
勉強している量も全く違うし、
努力する姿勢もサラリーマンと経営者では全く違います。
無駄な飲み会など、
そういった浪費はしないので、当然成長するスピードも桁違いになります。
確かに、自分でビジネスを持つと言う事は
最初はそれなりの努力が必要なので多少は結果が出るまでに時間がかかるかもしれません。
ですが、数ヶ月後にはサラリーマンのみで生きる人たちよりも
何倍も稼ぐ事はできますし(実際僕はサラリーマン時代の10倍以上の収入になりました)、
収入の柱も複数あるので、安定感もピカイチです。
上京物語は、そういった成功法則をわかりやすく教えてくれます。
大学生にはぜひ読んでもらいたいと思った
今の現状の日本教育の中では、
「いい大学に入って、いい会社に就職することが安定だよ」
と洗脳されてます。
ですが、
例え日本トップの東大に入って、
「東大を卒業しているから俺は成功する」なんて保証はどこにもないし、
大企業に入ったからといって、その企業が定年退職までずっと残り続けるとも限らないので、
学校で教えられる安定なんてものは、本当は「不安定」だと言うことが理解できます。
そうやって日本人は社会の奴隷として生きていくための教育を
「9年間の義務教育」という名の”国家洗脳”によって刷り込まされ、
どこにも根拠のない安定のために何気なく大学に通ったり、
そのままの流れに従って就職するというのがセオリーになってしまってます。
一言で言うと、
「必死に汗水を垂らして約40年間会社から給料をもらうのが安定だ」
という常識です。
そしてこの上京物語は、
そのガッチガチに固まった常識を、容赦なく破壊してくれる本です。
それをストーリーの中でしっかり教えてくれているので、
共感度も理解度も他の自己啓発本と比べても桁違いです。
どストレートに言うと、
「将来必ず成功したい!」と思ってる人(特に大学生)は、
上京物語で教えてくれる五つの成功法則をちゃんと理解して
そのための努力ができなければ、その思いは間違いなく夢物語になってしまうでしょう。
なので、
少しでも成功したいと思う気持ちがあるのなら、
ぜひ「上京物語」でこれまで当たり前だと思っていた常識を破壊してみてください。
だからこそ若い大学生には読んでもらいたいと思ったし、
サラリーマンだけど現状に不満がある人はなおさら手にとって欲しいです。
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